アリゴテ100％　白ワイン

【ブドウと畑（ドメーヌ）について】
ミアルロン・デュ・バの区画は「モン・ド・フュセ」の上、「マンベイ」のすぐ下に位置する。「マンベイ」と同じくらい古いこの集落は、急斜面に位置する唯一の古いアリゴテ畑。「マンベイ」や「バ・デ・ゼ」よりも標高は低いものの、ブドウの樹齢が高いため、生理学的に成熟したピークでも高いアルコール度数に達しない。そのため、この区画の収穫は最後に行った。アルコール度数は13%を下回る（12%）。
この区画の耕作方法は、オート＝コート・ド・ボーヌにある他の区画とほぼ同じ。

【試飲コメント】
複雑で生き生きとした、力強い香り。味わいは濃厚でシャープ、花と黄色い果実のアロマが広がる。


【白ワインの醸造】
全房を圧搾し、果汁に二酸化硫黄を加えない。発酵と12ヶ月の熟成は、228L、350L、400L、または600Lの木樽で行う。私たちは各アペラシオン、テロワール（土壌・気候条件）を研究し、それぞれに適した樽のサイズを感覚で選ぶ。各アペラシオンには無限の組み合わせの可能性があるので、これはまだまだ研究の余地がある。さらに、各ヴィンテージはまたそれぞれに異なるので、年毎に探求できることを楽しんでいる。

新しい樽を使用しないことで、各テロワールの特徴を最大限に、そして可能な限り繊細に表現することができる。私たちは土着の酵母を使用し、マロラクティック発酵は自然に行われる。二酸化硫黄を添加せずに醸造するため、マロラクティック発酵は通常、アルコール発酵直後に始まり、醸造所の温度が下がる冬には速度が鈍化し、春に再開する。

夏（7月～8月）に一度だけ、多めにバトナージュを行う。その後、すべての樽をステンレスタンクに直接移し、ステンレスのおかげで還元の状態の中で、細かな澱の上で熟成を続けることができる。この醸成方法は、まず樽（熟成とワインの特性の変化のための酸化環境）で、次にステンレス製タンク（安定化と酸化還元ポテンシャルの強化、そしてワインの特性を引き出すための還元環境）で行われます。白ワインの醸造において、醸成中に添加される硫黄はごくわずかのため、この方法は非常に重要である。
清澄はしない。一つのタンクの半分のみ、主にブルゴーニュ・ブランに対して軽い濾過を行う。セラーで2回の冬を越させた後、1月から2月にかけて瓶詰めする。【生産者提供資料より】

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