白ワイン（日本・山梨県）　デラウェア100％

パイナップルみたいな果実の香りにクリスピーな印象の調和。ドライな口当たり、クリーミーなガス感が心地よく、シンプルながらも飲み飽きしない味わい。気軽に楽しめる味わいでちょっとリッチなビール感覚で楽しめます、飲み過ぎ注意！

【以下、ワイナリーからの資料】
デラウェアの持つ甘く芳醇な香りと爽快な酸から、軽快なスパークリングとして味わって頂きたいとの思いから醸造しました。

栽培地：山梨県甲州市勝沼町産100％
栽培者／品種構成：大澤和人 デラウェア96％　7c デラウェア4％
原料葡萄：その年の葡萄品種の個性を引き出すため、出来るだけ熟度のある状態での収穫を行っています。2024年の夏は、非常に大気が不安定で夕立やにわか雨などが多く、雨の時間帯を避けながらの収穫を行いました。
7cの葡萄は完熟。大澤氏の葡萄の熟度にバラつきが出た為、2週間に亘って、熟度のある房から細かく収穫を行いました。病果が殆どない健全な状態で収穫出来ました。

製法：瓶内二次発酵製法
ベースのワイン（一次発酵）を無補糖にて醸造。滓を引いて二次発酵に必要な糖分を補い、酒母を添加し、瓶詰めを行いました。5週間かけてゆっくりと瓶内二次発酵を行いました。滓下げ剤は使用せず、ドサージュゼロ糖分を足さない）です。

テイスティングコメント：リンゴやパイナップルのキャンディバーのような甘く芳醇な香りで、熟したニュアンスとフレッシュ感が混在しながらも、品種の個性が感じられます。口中は辛口でフレッシュな酸味が立ち、爽快さがあります。中盤～後半にかけて、二次発酵特有のクリスピーさと少しのビター感があり、合わせるお料理の幅が広がります。

【大澤和人】葡萄生産者紹介
葡萄品種　デラウェア種
葡萄畑　勝沼町勝沼、藤井 棚栽培
近年、急速に生産者が減少しているデラウェア種の大変貴重な生産者。自らがワイン醸造経験者であり、造り手目線での栽培ができる同士的存在。畑は平地。明るく日照量が多い。草生栽培、除草剤、殺虫剤不使用。大澤氏の作るデラウェアは、小房であり、熟度がのる。一つの畑で熟度にバラつきが出る場合であっても、熟度のある房から収穫し、二期に分けて丁寧に収穫して頂いている。この製品の殆どを大澤氏の葡萄が担っているので、彼の作る葡萄に思いを寄せながら、このワインを楽しんでください。
収穫期：8月13日～26日


【7c】葡萄生産者紹介
栽培（内田真琴氏畑）
葡萄品種：デラウェア種
葡萄畑：勝沼町小佐手 棚栽培
内田氏の畑の一角をお借りして、希少なデラウェアの栽培を7ｃで行わせていただいている。畑は平地で日当たり良好。樹勢は弱め。2024年、品質を高めるため、一旦房肩を落とし、様子を見ながら房数を減らし、収量制限を行った。日焼けや病気から守るため、傘紙を掛けた。結果、小房で、病果は皆無、熟度に一切ムラのない葡萄が採れた。糖度は23.2度、酸度は6.0g/L と完熟な状態で収穫できた。微力ながら品質向上に貢献できている。
収穫期：8月14日

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